朝ごはんは近くにあるトンスベクという24時間営業の店でテジクッパを食べた。やさしい味で朝から身体があたたまる。
次はOUVERTヨンナム店へ。ソウルに来るたびに来ているカフェで、朝からやっていて何かと便利。
無機質風の店内には、差し色でブラウンやグリーンが使われている。いちおうデザイナー業をやっている人間としては色使いがとても参考になる。カフェラテもおいしい。
次に支庁駅まで地下鉄に乗って、前々から行きたかったカフェ、COFFEE&CIGARETTESへ。
17階からの展望がものすごくよくてちょっと感動した。ソウルのカフェ全般に言えることだけど、空間のわりに席数が少ないのに混んでいないのでゆっくりできる。カフェが多いから人が散らばっているのだろうか。このカフェではなぜかルー・リードとヴェルヴェット・アンダーグラウンドばかりかかっていた。
次は三角地。目当てのショップのオープン時間までちょっとあるのでぶらぶらしてから入店。picel per inchという写真関係の書籍や小物を扱っているショップに。
オープン直後に行ったのにかなり人がいた。ちょっとしたポストカードやシールがたくさんあったのでお土産なんかにもいいんじゃないかと思った。森の写真がプリントされたポーチを買った。
初めて行くエリア、梨泰院に。ソウルは坂が多い街だと聞いていたのにわたしはたまたまそういう地域に用事がなく、体感したことがなかった。梨泰院エリアはとにかく坂が多く、しかもけっこう急斜面だったりする。地下鉄から地上に上がり、歩いてすぐに街の雰囲気がなんとなく変わったのがわかった。
PDF SEOULで写真集を購入。
Poet Poeticsでキャップを買った。
LOW COFEEでケーキを食べる。
そのあと新沙に行って、Nice Weather Marcketをぶらぶら。
この辺りの記述がなぜ雑なのかというと、いきなり体調が悪くなってきてよく覚えていないから(その体調不良は日本に帰ってきてからも続いた。)。原因はよくわからない。無理して歩き続けたからなのかもしれない。写真はたくさん残したが、とにかく疲れすぎていておぼろげな記憶しかない。
疲弊の理由には確かに友だちへの気疲れがあった。例えば前日から空腹のタイミングが自分とまったく違うなとなんとなく感じていたが、無理して友だちに合わせていたら自分が食べるタイミングを失った。どこか軽く入ろうと言うと「自分は空いてないから頼まない」と言ったので、礼儀として一品くらいオーダーはするべきだろと思った。でも自分の体調に付き合わせている手前、何も言えなかった。これまで旅行をした友だちにはそういうことも遠慮なく言えた。その友だち本人はとてもいい人なのに旅行をするとなるとぜんぜん合わない。難しい。
内心は渋々思いながらコンビニに行くことにし、ポケモンパンを買った。たいしてうれしくもないポケモンが出たが、元気が出た。ホテルで休んだあとでHEIGHTSに向かう。
なぜかSonic YouthのTシャツを買う。日本にいたらたぶん買ってないのでよしとする。夜ご飯はビビン麺。飲み放題のわかめスープがおいしくて、わたしはこれが飲みたかったんだよと泣きそうになった。